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たまに会社の帰りに
まっすぐ家にかえりたくないときに
駅前の喫茶店に寄り道して
コーヒーを飲みます。
わたしはふだんはあまり
コーヒーを飲みません。
たぶんわたしにとって
コーヒーはちょっと特別な
飲み物なんだとおもいます。
学生のころから
住んでいる街は変ったけど
駅前に１ついごこちのいい喫茶店を
見つけておいて
たまに、ひとりで本をもって喫茶店に行って
コーヒーを飲みました。
喫茶店と言っても
１８０円コーヒーのお店とかじゃなくて
２人用のテーブルが中心で
お客さんが少なくて
ちょっとうまいコーヒーを注文してから
一杯ずついれてくれる。
お客はカップルは少なくて
といって、商談をしてる客なんかもいなくて
しずかでちょっといごこちのいいお店
学生のころ
そういうお店でコーヒーを飲んで本を読んでいると
なんだかすごく大人っぽい感じがして
喫茶店は特別な場所でした。
いまはもう大人になっちゃいましたけど
それでも喫茶店はわたしにとって
いまも特別な場所なのでした。
そういう店でコーヒーを飲んでいると
たまに隣のテーブルに
ひとりで座っているおんなのひとがいたりして
ちょっと意識して
本のページがすすまなくなる。
そうしているうちに
待ち合わせだったらしくて
後から男のひとが入ってきて
コーヒーを注文して
なんかわけもなく
がっかりしたりして…。
やっぱり喫茶店って大人だよな。
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