マレー半島を鉄道で縦断する旅

97-07-05

私は鉄道が好きです。それも、その国の人たちが普通に乗っている
列車にいっしょに乗るのが好きです。
国境を越えるのも好きです。日本は島国だから他の国との国境は
海のうえにあります。
だから、国境を越えるときは、なんだか特別な気持ちがします。
この気持ちは陸上を移動して国境を越えなければ味わえないものです。
そこで、マレー半島をタイ国のバンコックからマレーシアを通って
シンガポールまで走っている国際列車に乗りに行くことにしました。

さて、出かけるとなると、バンコックからシンガポールまで南下するか
シンガポールからバンコックに北上するかの2通りがあります。

タイ国は往復の航空券を持っていれば短期の観光滞在はビザが免除に
なりますが、今回は出国が陸路となるため、入国ビザを取得する必要が
あります。タイ国からマレーシアへの入国は、陸路であっても日本人は
ビザが免除となります。
反対に、マレーシアから陸路でタイ国に入国するためには、マレーシア
にあるタイ国の大使館でビザを申請しなければなりません。即日発給
されるかどうかはよくわかりませんでした。

そこで、ビザ取得のためにマレーシアで足止めをくうのがいやだったので
バンコックからシンガポールまで南下することに決めました。

94年の夏、バンコックINシンガポールOUTのチケットを買って旅に出ました。




バンコック市内
寺院と宮殿
マレー鉄道(タイ国鉄)
国境の街
ペナン
クアラルンプル
マレーシア国鉄
シンガポール


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