行く年くる年スペシャル
世紀末の大阪に来ております
その３
では、みなさんに
わたしのお気に入りのディープな大阪の
年末風景をご紹介しましょう。
生駒駅から近鉄に乗って
「鶴橋」まで戻ってきました。
鶴橋は全国でも有数のコリアンタウンで
わたしのお気にいりの街のひとつです。
東京など他の街にはちょっと比べられるところがないです。
強いて言えば、ここは
ほとんどソウルの南大門市場の雰囲気です。
（もちろん規模は本物にくらべるとちっちゃいですけど…）
駅の乗り換え案内にも
日本語のほかにハングルと中国語で案内が書いてあって
とってもアジアな雰囲気です。
わたしのような、アジア大好きには
日本にいながらにして本物を感じることができる
たまらない街です。
では、さっそく行ってみましょう。
近鉄 鶴橋駅前はこんな感じです。
駅前には焼肉のお店がいっぱいです。
そのなかでも
一番有名なお店がこの
「焼肉 鶴一」
です。
ここは本店ですが、本店以外にも付近には
たくさんお店があります。
ここの焼肉は猛烈にうまいです。
カルビにしても、ハラミもタン塩も
東京なんかでたべるしゃぶしゃぶ肉みたいなんじゃありません。
ステーキのように厚くて、しかもやわらかくてうまいお肉です。
焼肉好きなひとは
ぜひ、行ってみるといいと思います。
その際、東京と鶴橋では
多少メニューの呼び方がちがうところがあるので
注意が必要です。
たとえば
東京では「タン塩」といいますが、ここ鶴橋では「塩タン」といいます。
あと、肉を巻いて食べる葉っぱのことを東京では「サンチュ」といいますが
ここでは「チシャ」と呼びます。
サンチュといっても通じないです。
JRの鶴橋駅のほうにかけて
ガード下はぜんぶ市場になっています。
キムチや肉、魚、乾物などの食材もいっぱいです。
いつもたいへんな賑わいです。
他にも屋台料理のお店もいっぱいあります。
韓国風お好み焼きの「チヂミ」は特に安くておいしいので人気です。
日本にいながらにして本場の味を味わうことができます。
さらにディープな大阪へ
その4につづく
