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2001-10-13
その5
朝になりました。
昨夜は強い雨がずっと降っていて
ときおりフロントガラスをばちばちと雨がたたく音が
聞こえておりましたが
おおむねぐっすり眠っておりました。
汽笛の音で目覚めるはずでしたが
始発列車は
汽笛鳴らさなかったらしく
それらしいものはなかったです。
夜明けと同時に雨もやんで
朝の散歩。
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地面をみると昨夜の雨で落ちたもみじが
まるで和紙か
ふすまの模様のようになっていました。
風流ナリ。
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でわ、今日も夜明けと同時にさっそく出発ナリ。
多少雨がふってます。
画面の棒はワイパーなり。
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本日これからいくところは
寸又峡渓谷。
実はくぼた、小学生のころここに連れてきてもらったことがあります。
サワ蟹をとったこと以外は
ほとんど覚えていないんですけど
たしかすごい吊り橋があったような…。
でも、その記憶をたどろうとすると
なにかドキドキします。
あれはなんだったんだろう。
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というわけで
記憶を秘密をたどる旅
県道７７号線を寸又峡温泉をめざします。
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なかなかはげしい道です。
昨夜までの大雨でちょっとやばい雰囲気。
しかし、まだ早朝６時ということで
他の車はほとんど走っていないので
走りやすいです。
◇
このあたり
谷がものすごく深いです。
滑ったら谷ゾコって感じ。
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はるか下に大井川ダムがみえました。
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突然みちがひらけて
寸又峡温泉に到着ナリ。
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駐車場に車をとめて
温泉街を歩きました。
めざすは夢の吊り橋。
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◇
ここから先は一般車両通行止めになっていて
ゲートがあります。
通れるのは歩行者のみ。
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寸又峡温泉に泊まったお客さんが
朝食まえの散歩をちょうど終わって
旅館に朝ご飯をたべに戻るタイミングらしく
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吊り橋方向からもどってくるひとがちらほらいました。。
いよいよ夢が現実に…
その6につづく