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その３
今夜はここに泊まるかなと
一瞬考えてみてはみたけれど
気温はどんどん下がってくるし
わたしは長袖のシャツ一枚で
上にはおるモノももってないし
布団は夏蒲団が一枚だしで
死んじゃってはしかたがないので
下りることにしました。
◇
観光バスはいつのまにかどっかいっちゃって
月が昇ってきた。
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火山性ガス発生中につき駐停車禁止とか
看板がいっぱい立ってる道路を
下ってゆきました。
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なんかきもちいいね。
空を飛んでるみたいだよ。
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福島の街の明かりがみえます。
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