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さてみなさん、下の鬼子母神の看板をみて
なにか気がつくことはありませんでしょうか？
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「鬼」の字にツノがありません。
気がつきましたか？
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鬼子母神は安産・子育（こやす）の神 様として広く信仰の対象となっています。
その昔、鬼子母神はインドの夜叉神の娘で、嫁いで多くの子供を産みました。
しかしその性質は 暴虐で、近隣の幼児を食べるので
人々から恐れられていたそうです。
お釈迦様は、過ちから彼女を救 うことを考えられ
末の子を隠してしまいました。
その時の彼女の歎き悲しむ様は限りなく
お釈迦様は「千人のうちの一子を失うもかくの如し。
いわんや人の一子を喰らうとき、その父母の 歎きやいかん」
と戒めました。
そこで彼女ははじめて今までの過ちを悟り、
お釈迦様に帰依し、 その後安産・子育の神となることを誓い、
人々に尊崇されるようになったそうです。
鬼子母神の像は菩薩の姿をしていて
鬼の姿をしていませんので鬼とはちがうということでツノなしだそうです。
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ツノのない鬼という字はフォントがありませんので
このページではツノ付きのふつうの鬼の字を使います。
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鬼子母神はお寺の名前を「法明寺」といいます。
この鬼子母神堂は１５７８年の建立ですが、
のちの１６６４年に松平安芸守の奥さんが寄進して
現在のお堂が建てられました。
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おみくじもあります。
わたし、いろんな神社やお寺をまわってますけど
いまだにお寺と神社の境目というのが
よくわかりません。
いっしょの敷地に同居してたりして。
日本独自のカスタマイズがされてます。
鬼子母神堂も絵馬がぶらさがってるし。
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伝承によると１４００年ごろ植えられたとのこと。
樹齢約６００年ということになります。
これまで東京にあるいくつかの大銀杏の木を
みましたが、場所によってはだいぶ弱ってたりします。
でもここの木はとっても元気でした。
環境がいいのかも。
これからも長生きしてください。
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境内には元禄時代からやっている有名な駄菓子屋さんがあります。
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