散歩レポート

「巨木めぐり世田谷ってやっぱすごいね」

コース番号 92
ジャンル 巨木・街路樹鑑賞
コース名 世田谷緑陰
スタート&ゴール 駒沢大学駅〜奥沢駅
ガイド 駒沢オリンピック公園を歩きます。浄真寺のカヤとイチョウは都の天然記念物の巨木。巨木マニアは注目
散歩日 2001年1月20日
参加者 くぼた
 
先日の散歩で小石川植物園を見学して
大きな木を眺めるのってきもちがいいなあって思ったので
 
今回は世田谷緑陰 巨木&街路樹鑑賞コースに行ってまいりました。
 
 
 
東急田園都市線の駒沢大学駅を出発して
大きな木を眺めながら世田谷の住宅地を歩き
途中 駒沢オリンピック公園と九品仏浄真寺に
立ち寄るコースです。
 

 
世田谷といえば高級住宅地です。
前に古墳巡りをしたときに

大田区田園調布の
高級住宅地を歩きましたが
  
さて、うわさに聞く世田谷は
どんなすごいところなんでしょう。
 


 
でわ、さっそく出発!

 
 

駒沢大学駅を11:00すぎに出発しました。

 

 
まず最初のチェックポイントは
「中村邸のヤブツバキ」
樹齢350年
です。
 
なんと、今回訪ね歩く巨木の多くが
個人のお宅の庭に植わってる庭木なのです。
 
うーむ。さすが世田谷ナリ。
 

  

で、中村邸に到着。
 
しかーし。情けないことに
ヤブツバキがどの木なのかわからない。

家のまわりをぐるっと歩きました。
 

 
すごく大きなお屋敷です。というか、庭がでっかいです。
ずっとフェンスに囲まれてるのですが

入り口が開いていて看板が立っています。

 
 

「世田谷区立 松之木都市林」
中村さんは世田谷に残された樹木を守り育む
ボランティア活動に参加されていて

350年以上の由緒ある屋敷林を永久に残してゆくため
都市公園法の都市林として世田谷区に
この林を寄贈されたそうです。

もともと、この駒沢1丁目の周辺は
ほとんどが中村家の土地だったそうです。
 
やっぱ世田谷はスケールが違います。
田園調布みたいに古墳をつぶして作った
新興住宅地じゃありません。
 
むかしから住んでらっしゃる大地主さんのお屋敷と
お庭で形成されているのですね。
 

 
松之木都市林を拝見させていただいて感心した後
イチョウ並木を駒沢公園のほうに歩きます。

 
 
 
 
しばらく行くと駒澤大学の正門があります。
きれいな大学です。


 
そして、そのとなりは
駒沢オリンピック公園です。
 
この公園は昭和39年(1964年)の東京オリンピックで
バレーボールやレスリングの会場となった運動公園です。
ケヤキ、クスなど大きな木がいっぱいで
バードサンクチュアリもあります。
 

 
 
入り口の脇にひときわ大きな木がありました。


 
「コブシ」の木です。
 
みなさんはコブシの花ご存知でしょうか?
「北国の春」で「コブシ咲くあの丘♪」
と歌われてるあのコブシです。
 
コブシはモクレンの仲間で桜とおなじく春に香り高く美しい花白い花を咲かせます。
 
今の時期は冬なので毛皮のコートをかぶったつぼみが枝の先についています。



 

 
春になったら花を見にまた来たいです。
 

 
世田谷区は区内にある名木を選んで
「名木百選」を決めています。
 
木の名前が書いてあるのでわかりやすいです。


 
では
駒沢公園の中をご紹介します。
 

 
仮面ライダーもショッカー軍団と戦ってたとこナリ
その2につづく