行けるとこまでどんどん行ってみる旅

「塔のへつり」と「粟島」

その4

2000-10-07

橋のたもとに土産屋があります。


なんかしらんけどお客がいっぱい。
みんな「へつり」より土産のほうが好きらしい。
 


あけび 100グラム70円
 1個100グラムぐらいかなあ。
 
熟して割れてるのがあったら食べようかと思ったけど
まだちょっと早いみたい。 
でも安いです。
 
東京だと1個300円はするもん。
 

 
さて
見たかったへつりも見たし
帰りはまた鬼怒川温泉通って同じ道を帰るのは
つまんないので会津若松まわりで帰ることにしました。
 

会津鉄道の列車は黄色くてかわいいです。


 
乗ってからちょっと考えました。
せっかくこんな遠くまで来たのに
もう帰っちゃうのはもったいないし
また5時間もかかるのはやだなぁ。
 
よし。どんどん行ってみるかなと。
 


ふと、今月号の時刻表の表紙を見てみると
山形県の米沢と新潟県の坂町を結ぶ「米坂線」
 
しかもなんかいい感じに紅葉してるところを
2両編成の列車が走ってます。
 
んじゃ、これに乗りにいくかな。
 
  


線路は続くよどこまでも〜♪
 列車は会津若松に向けて快調です。
 

会津若松の手前は
柿の産地として有名なんですけど

ちょっと変ったものがいっぱいありました。
畑を真っ黒いネットで区切って日があたらなくしてあるの。

写真撮ってたら、向かいに座ってた
おっちゃんが教えてくれました。
 
これは「高麗人参」の畑だそうです。
日照時間を調整するために
こうしてあるんだそうです。
 
なーるほど。はじめて見ました。
 

 


教えてくれたのはこのおっちゃんです。
ちなみにこのおっちゃんは
箸袋に俳句を書いてわたしにくれました。
 


会津若松に到着。
  
この街には猛烈にうまい大判焼き屋があるんですが
それを食べに行ってると米沢につくのが夜中になっちゃうので
駅前で一服して米沢を目指しました。


 
福島県の会津若松から山形県の米沢までは
郡山、福島を経由していきます。


切符を購入。
時間が遅くなりそうだったので
郡山までは特急
郡山から福島までは東北新幹線「やまびこ」
福島からは山形新幹線「つばさ」
です。
  
同じ日に在来線の特急と新幹線を乗り継ぐと
乗り継ぎ割り引きというルールが適用されて
在来線の特急料金が半額になります。

さらに、郡山-山形新幹線各駅間をすべて自由席で乗ると
特急料金が指定席の場合の1820円引きになるという
ルールがあるので、ここは当然自由席です。 


 
会津若松から郡山を走っている
「特急 ビバあいづ号」
 
ビバ なんてちょっとはずかしい。


 


磐梯山がきれいに見えます。
 


猪苗代湖に夕日が沈みます。
 
ああ。日帰りのつもりだったのに…
東京から260キロ
どんどん家から遠くなる
  

米沢といえば…牛につづく