冬の北海道ひとり旅
サロマ湖と下川五味温泉
2001年1月6日
その２
タクシーはサロマ湖に向かって走ります。
さっきから雪がはげしくなってきて
運転手さんも
「あいにくの天気だなあ」とくりかえしております。
せっかくここまできて
空も大地も湖も白一色で区別がつかなかったら
これまでの苦労も水の泡です。
◇
で
ピラオロ展望台に到着。
だいじょぶです。みえます。
というか
すげえよくみえます。
運転手さんにデジカメを説明して
感激の瞬間の写真をとっていただきました。
◇
ではごらんください。
これがピラオロ展望台からのサロマ湖の眺めです。
いかがでしょうか？
サロマ湖は日本で三番目に大きな湖で
一部がオホーツク海につながっています。
いまの時期は半分くらいが結氷しています。
漁船はみんな漁港に引き上げてあります。
ひじょうに満足して、中湧別に向かいました。
中湧別はかつての勇網線終着駅があり
いまはそこが、バスターミナル兼「道の駅」になっています。
ずいぶんりっぱな建物です。
ディズニーランドの入り口みたい。
ここが道の駅 中湧別です。
建物はコミュニティセンターと図書館、マンガ美術館になっています。
北海道出身の有名な漫画家の原画などが展示されています。
モンキーパンチが北海道出身だってことは知りませんでした。
わたしの好きな「はた万次郎」の原画がなかったのが残念です。
なぜだろう？
さらに、いまや国際的に有名なオホーツク漫画コンクールが開かれます。
みなさんも、お正月の新聞で作品をご覧になったことが
あるかもしれません。
しかし、わたしの関心をいちばん引いたのが
かつての中湧別駅をそのまま保存した
鉄道資料館です。
資料館自体は休館中のようでしたが
駅舎がそのままの形でありました。
北海道の犬はつよいなあ。
ちなみに散歩されてるのはコリーでした。
毛がふさふさに環境適応（進化？）しています。
◇
ここで、ちょっと趣向をかえて
雪をみてみましょう。
このあたりは気温が低く
雪がとけずにそのまま積もります。
もうちょっと接近してみまよう。
さらに接近してみます。
1センチマクロ撮影ナリ。
北野武監督の描いた絵で
「雪」が積もっているのがありましたが
まさにそんな感じです。
わたしは黒いダウンジャケットを着ているので
袖につもった雪がよくみえます。
こんな感じ。
雪印でしょ。
中勇別のバスターミナルの前に
うまそうなそば屋があったのでさっそく入ってみました。
てんぷらそばを注文すると
「かきあげですけどいいですか？」
といわれます。
なるほど壁に
「当店のてんぷらは自家製のかきあげです」
と書いてあります。
でてきました。
すごくうまかった。
とくにかき揚がうまいんだなあ。
さらに紋別から興部（おこっぺ）に向かいます
その３につづく
