冬の北海道ひとり旅

サロマ湖と下川五味温泉

2001年1月6日
　
時間どおりに紋別行きのバスがやってきました。
　
冬の北海道でバスにのって感じたことですが
北海道のバスはものすごいスピードで走ります。
　
凍結した雪の山道を
70キロ以上でつっぱしります。
　
下り坂なんかスキーしてるみたいな感じです。
まったくものすげえ。
　　



 
 
 

　
紋別はオホーツク海に面した
流氷で有名な街です。
　
流氷のトップシーズンは2月で
いまはまだ流氷は港の沖10キロあたりにあります。
あと一月もすると流氷が接岸して
海が凍ってしまいます。
　　
いま凍ってるのは道だけです。
　
バスはすごいスピードで走ります。
　
　
おっと、事故っている車がありました。
路肩から落ちて雪につっこんでいます。
　
ひとごととは思えませんでした。

◇
　
紋別バスターミナルに到着

　
紋別での乗り継ぎ時間は1時間半ほどだったし
まだ流氷が着岸していないので
砕氷船ガリンコ号も運休中です。
　
とくになにをするということもなかったので
まずはオホーツク海とおもって
港のほうにいってみました。
　
このときはあまり気にならなかったのですが
これが非常にたいへんなことになりました。
　　
　
というのは…
　
猛烈に寒いのです。
寒いなんてもんじゃありません。
歩いてると身体中いたいのです。
　
こんなに寒かったのは
アラスカに行ったとき以来です。
　
30分も外を歩いていられません。
耳がとれそうになります。
　
　
顔なんかこわばっちゃって
動かなくなります。
まじ。
　
 
　
あわててバスターミナルの近くにもどりました。
港にはぜったい行ってはいけません。
　　
歩くならバスターミナルから１００メートル以内にしましょう。
バスターミナルの近くにはカニの店がいっぱいあります。
コンビニもあります。
　
 
　
コンビニで発見
　
「クリオネグミ」
　
なんかリアルに想像できます。
　
恐くて買わなかった。
　
　
興部（おこっぺ）行きのバスがきました。
紋別　おそるべし。
　
　
夕暮れのオホーツク海を興部にむかって
さらに北上します。
　
興部行きのバスはオホーツク海に沿って走ります
その４につづく