９９年夏 四国・中国の旅
〜 うどんとお好み焼きを求めて 〜
99年8月5日
うどんといえば讃岐うどんというくらいで
われわれは早朝のＡＮＡで高松空港に降り立った。
正直なところ高松空港は街から遠い。
高松市内までバスで４０分くらいかかるようだ。
そのバスも飛行機の到着にあわせて運行されるらしく
飛行機の搭乗客は荷物をうけとると
みな足早に迎えに来た車やバスへと消えていった。
到着後１５分もすると空港はすっかり閑散としてしまった。
非常に美しい空港である。国際空港である。
◇
われわれの最初の目的地は「琴平」で
こんぴらうどん
を食べること
空港から琴平へは一度
高松市内に出てから向かうよりも
最寄りの駅から琴平電鉄（通称 琴電）に
乗るのが早い。
タクシーで駅に向かった。
琴電はわたしのお気に入りの私鉄のひとつ
高松築港〜琴平を１時間ほどでのんびりと結んでいる
◇
めざす 「こんぴらうどん」 は琴平駅からこんぴらさんへの
参道のいりぐちのところにある
ここの名物はもちろん
「しょうゆうどん」
である。
ゆでたてのうどんを洗ってぬめりを取り
かつおぶし、ねぎ、おろししょうが
そこに醤油をひとたらしして食べる
汁のないうどんである。
いうまでもないがもうれつにうまい。
◇
７００段ほど階段を登ると
こんぴらさんに到着する
途中、土産物屋のおばさんたちが
「杖」や「うちわを」貸してくれる。
返すときに土産を買うなら借りるのもいい。
半分ほどのところに
傘を立てて飴を売ってる
五人百姓という人たちがいる。
この加美代飴はうまい
黄色く見えているのは
いまブームになっている
「しあわせの黄色いお守り」
だそうだ。
◇
お参りを済ませて高松駅に戻り
次の目的地
徳島へと向かった。
高松駅はいま工事中で仮駅になっているが
もうすこしするとかなり立派な駅になるらしい。
◇
高松駅を出た鈍行列車は途中
三本松駅で乗り継ぎになる。
駅の売店でアイスを買った。
味は…
もろに甘酒を凍らせた感じ。
ちなみに甘酒はわたしの大好物のひとつである。
その２に続く
