９９年夏四国・中国の旅

～うどんとお好み焼きを求めて～

倉敷の朝は早い。美観地区とよばれるエリアに宿をとったわれわれは早朝から付近のかまぼこ店を急襲した。

朝１０時、まさにかまぼこの製造工程は仕上げの時刻をむかえているところであった。ほかほかのかまぼこは猛烈にうまい。 ◇ その後、彼女の身にある事件が発生するのであるがここではふれないでおく ◇ 今回の旅のテーマは「食」と「芸術」の探求である。

芸術は鑑賞するだけでなく自分でも創作することでより楽しむことができる。手びねり教室に入りマグカップを制作した。ちなみに奥にある古式に則りながらも前衛的なオリジナリティを秘めた作品が私の作である。 ◇ 倉敷での創作活動を終え次の目的地「広島」へと向かった。 ◇

広島にはわたしの愛する路面電車がある。しかも広島の市電にはちゃんと車掌さんが乗っているのである。 ◇ しかし路面電車をもしのぐ広島の魅力といえば…

やはりこれである。というかこれではぜんぜんわからないがここは実はお好み焼き屋の店内なのである。広島には無数のお好み焼きの店があるがなんと駅ビルの２階にも専門店が立ち並ぶお好み焼きゾーンがちゃんとあるのである。んんん。んまい。ちなみに山芋の乗ってるのを食べた。新しい世界が広がった気がした。 ◇

平和記念式典の翌日の広島は小雨がぱらついていた。その４につづく